ほぼ電子書籍に移行して2年くらい経ちました。 ここ1年で紙の本は数十冊しか買ってないと思います。 ほとんどはkindleで、一部の本とエロ本はニコ書で買ってます。 ログを見ると去年1年でkindleで1200冊くらい買ってるようです。 紙で買っているのは最新な技術書、しばらく電子化されないことが確定している漫画、それと毎月の快楽天くらいです。
ほぼ完全に電子書籍に移行した結果の利点・欠点・変化などをまとめます。
利点: 部屋が狭くならない
家には本棚が4本あって、すべて本が詰まっていて、もうこれ以上本棚を置く場所がありません。 これまで紙の本を買うときは、保管をどうするかという罪悪感を感じながら買っていました。 結局置く場所がなくて床に山積みになっていて、足の踏み場がないという状態です。 こんな状態でも電子書籍なら何も気にすること無く購入できます。
逆に電子書籍で買い直しが進んだ結果、本棚1本分くらいは処分できそうです
利点: いつでも買える
ポチってダウンロードされるのをちょっと待つだけですぐ読めます。 革命的な便利さです。 amazonの普及により本屋に行くというダルいことをする必要はなくなり、これも十分に革命的でしたが、 人間は怠惰なので、今となってはamazonで注文した荷物を受け取るということがダルくてたまりません。 最近では、受け取ることを考えると億劫でポチる手を躊躇するということもあります。 電子書籍だと荷物を受け取るダルさも回避できるので、あとは本を読むダルさを何とかするだけです。 これに関しては買っても読まないという革命的なソリューションがあります。
さらにいうと、一部の本は紙と電子同日発売していますが、 同日発売と言っても一日のスタートは深夜なので実店舗の開店や宅配便の到着より電子書籍の方が圧倒的に早く買えます。
利点: 積ん読しやすい
買っても読まないソリューションは完璧ですが、それでも気まぐれに買った本を読みたくなることがあるでしょう。 紙の本が床に積まれている場合、それはスタック構造になっています。 同じスタック上に同じシリーズの本が2冊積まれてしまった場合、古い巻が下に、新しい巻が上に積まれることになります。 紙は意外に結構重いので非力な人間ではスタックの途中から読みたい本を抜くことはできません。 この状態ではそのシリーズはもう2度と読み進むことができないことになります。 一方電子書籍はランダムアクセス可能なので、どれだけ積ん読しても任意の巻から読むことができます。
利点: 軽い
技術書なら1冊分よりNexus7のほうが軽いです。 漫画でも2-3冊でNexus7のほうが軽くなります。 その軽い端末の中に数日間は活字に困らない数百冊の本が入ります。 必要なのはNexus7を入れるのに十分なサイズのケツポケがあるジーパンです。 端末ドリブンのジーパン選びは本当に重要です。
利点: オナニーしやすい
Flash版ニコ書プレイヤーに搭載されたFPSキーバインドにより、 右手が開放され非常にオナニーしやすくなっています。
欠点: 画質が悪い
小さな出版社ほどモワレが酷い・・・ 酷い・・・
欠点: 知らない本に出逢いにくい
kindleでもまだ全然レコメンドが生きてない感じします。 知らなかった漫画と偶然出逢う機会が紙の頃よりだいぶ減っている実感があります。 これの対処のために週に何度かとらのあなに行って面白そうな本を探してます。 面白そうな本があったら新刊netに登録してkindle版発売を待ちます。
欠点: 無限に買える
物理的な制約から解き放たれた物欲ヤバイ
欠点?
世間一般で欠点だと言われてそうなこと
- 電子化されるのが遅い
- 気にしなければおk
- 貸し借りできない
- 友達いねえよバーカ
- 買えばいいだろ
- 紙の暖かみがどうのこうの
- そんなものは幻想だ
- プラットフォームが死んだらどうなんの?
- まともなプラットフォームなら別サービスに移行できるように作ってるでしょ
- 安心して買えばおk
- 販売停止がありうる
- 覚悟のあるプラットフォームを選べ
- エロ本はニコ書で買ってます
- 目が疲れる
- どうせ寝てる時以外はモニタ見てんだから一緒だろ
変化
- たぶん買う量は増えた
- 読む量も増えた
- 本を入れるカバンを持たなくてもよくなった
- 部屋はこのあと片付く予定
番外編: 電子書籍を仕事にして良かったこと
電子化されない本の情報が入ってくるので紙の本を買う決断が素早くできる点です。
さて、amazonから届いたあまんちゅの最新刊を読んできます。